ダヤニータ・シン展 @写真美術館
一目見て、うわぁ、強い!という写真。
この作家さん自身の強さなのだろうか。
そのブレないまなざしに、
女性として、共感する気持ちと、
そこはかとないキリキリした哀しさが。
赤い、包んだ風呂敷のシリーズが特に心に留まった。
女性らしさが内包する強さ、と意思。
だんだん人に見えてくる。
体温すら感じる。
内側の強さ。
熟練さ。
反面、滲み出る頑固さ。
譲れなさ。
そして、
くいしばり、張りつめ続ける哀しさ。