N.S.ハルシャ展 @森美術館
ミュシャ展のあとは、N.S.ハルシャ展目指して森美術館に移動です。
本当は1日に1軒しか行きたくないけど、
行ける時に行っておいたほうが良いな、ということで、
久々に美術館のハシゴ。
パンフ見た時から、
行っときたいな、と思っていたのでありました。
ミュシャ展と打って変わって、
人も少なく、ゆったりと味わえそう。
人物の描写がおもしろくって、
ついつい細かく見てしまいます。
子供の頃、ウォーリーを探す絵本に夢中になっていたことを思い出しました(笑)
暖かみのある中に、
作家さんからにじむさまざまな葛藤のようなものや、
人間が普遍的に持つ業のようなモノ、
あと、インドという土地の持つ雰囲気、力などが感じられて、
さまざまに楽しめる。
地面に絵画が敷き詰めてあって、
上がガラスになっている展示、
絵の中の人々と、自分と、周りのひととの全ての関係性と、
作品の中の一要素になっている感覚、とてもおもしろい。
変な時空間で三半規管がおかしくなったのか、
実はちょっと酔って、気持ち悪くなったのだけど(笑)
そういや子供の頃の私の妄想で、
地球は実はそこらへんの犬の身体の細胞の原子核で、
宇宙はそんな感じでメビウスなんじゃないか、
という妄想を(今でも?)持っていましたが、
最後の巨大な絵、
「ふたたび生まれ、ふたたび死ぬ」は、
そんなことをふと思い出させるものでした。